20年ほど前、もし叩けたらカッコいいな!と思って参加したヤマハのドラム体験レッスンで、その魅力にとりつかれました。以来、毎回ワクワクしながらレッスン通い。
練習を重ねる内に、ドラムを叩くと生きながらにして天国に行ったような、この上無く幸せな気持ちになって行ったのです。
夢中で練習、そしてバンドメンバーを見付けて時々ライブもできるように。
ライブでは、他のバンドメンバーとも繋がるようになり、バーやイベント、披露宴など、ライブする場が広がって行きました。
当然、一生ドラムを続けるつもりでした。
当然、一生ドラムを続けるつもりでした。
しかし6年前、五十肩になってしまいました。
腕を少しでも動かすと声も出ない程の激痛。
髪を洗うのも大変。吊革が持てない。洗濯物が干せない、後ろに手が回せずエプロンの紐が結べない。
手術した方が良いかも…と医師から言われる程酷く、ドラムはドクターストップ。
しばらくの辛抱と思っていたら、時期を違えてもう片方の肩も五十肩に。
腕を少しでも動かすと声も出ない程の激痛。
髪を洗うのも大変。吊革が持てない。洗濯物が干せない、後ろに手が回せずエプロンの紐が結べない。
手術した方が良いかも…と医師から言われる程酷く、ドラムはドクターストップ。
しばらくの辛抱と思っていたら、時期を違えてもう片方の肩も五十肩に。
これも手術するか?と言われる程。
以来、ドラムを止めました。
天国から突然、奈落の底に落とされたような感じで、音楽漬けの日々は封印。
TVで音楽が聞こえると消す。
ドラムスティック、楽譜、CD、ウォークマンは仕舞い込み、音楽関連の記事はスルー。
誘われてもライブはもちろん聴きに行かず、音楽はシャットアウト。
以来、ドラムを止めました。
天国から突然、奈落の底に落とされたような感じで、音楽漬けの日々は封印。
TVで音楽が聞こえると消す。
ドラムスティック、楽譜、CD、ウォークマンは仕舞い込み、音楽関連の記事はスルー。
誘われてもライブはもちろん聴きに行かず、音楽はシャットアウト。
「何でこんな事に?」
沈み込んで鬱々とした毎日。
数年後、ゴスペルに出会い、やっと暗い気分から解放されました。
ただ、ドラムはやはり叩きたい、でも肩が痛くて無理。
長い年月、自分をごまかしごまかしやって来ましたが、今春、肩が痛くない事に気付きました。
「そろそろドラム再開できるわ!」
そんな矢先に交通事故。
頭蓋骨と右手足の指を骨折。
リハビリしていますが指が変形して右手が握れない、つまりグーが出来ない。
箸を頻繁に落とす、字を書きにくい、拍手しにくい。そして、ドラムスティックが握れない。
数年後、ゴスペルに出会い、やっと暗い気分から解放されました。
ただ、ドラムはやはり叩きたい、でも肩が痛くて無理。
長い年月、自分をごまかしごまかしやって来ましたが、今春、肩が痛くない事に気付きました。
「そろそろドラム再開できるわ!」
そんな矢先に交通事故。
頭蓋骨と右手足の指を骨折。
リハビリしていますが指が変形して右手が握れない、つまりグーが出来ない。
箸を頻繁に落とす、字を書きにくい、拍手しにくい。そして、ドラムスティックが握れない。
「やっと再開できると思ったのにドラムは無理。もうドラムの事を考えるのは止めよう。キッパリ諦めないと。
生まれ変わったらドラマーになれば良いから。」
頭ではそう思いますが…
「何でわざわざ利き手の指を骨折?
天はどうして私が心底、幸せな気持ちになれる事を邪魔するの?
呪われてるのか?」
「しょうがない、しょうがない…」
おまじないのように自分に言い聞かせる毎日。
おまじないのように自分に言い聞かせる毎日。
「久しぶりにお茶しませんか?」
長くレッスンでお世話になったドラムの先生からお誘い。
先生とはドラムが出来なくなってからも主婦同士、一緒に買い物したりランチしたり。
今回は久しぶりで私の事故後、初めて会いました。
「心配しました。体調どうですか?」
積もる話をひとしきり。
何気に先生が
「指はどうなってますか?」
手を差し出したら
「握れますか?」
「手首は曲がりますか?」
「肘は?」
「親指と人差し指はくっつきますか?」
言われるまま、いろんな形を作って見せました。
「叩けると思います。ドラム。」
「?!」
おもむろに先生はスティックを差し出し
「親指と人差し指でスティック持って下さい。他の指は添えて。」
「振ってみて。手首のスナップ効かせて。」
「痛くないですか?」
「痛くないです。」
「大丈夫です。叩けます。今からうちで試し打ちしてみませんか?」
「行きます!!」
何年ぶりかでドラムセットの前に座りました。
これまでと違うスティックの持ち方で、言われるままに叩いてみました。
「前にレッスンしてた時より良い音が出てるの、わかりますか?」
言われてみたら確かに、澄んだ音が出ています。
「レッスンしてた頃、スティックをギュッと握らないでって言ってましたが、夢中になるとどうしてもギュッと握って叩いてましたよね。でも今はいくら頑張ってもギュッと握れなくなってるから澄んだ音が出るんです。」
鳥肌が立ちました。
諦めていたドラムが叩ける!
しかも前より綺麗な音で。
もしかしたらドラムが前より上手く叩けるようになる為の右手指の骨折だったのかもしれません。
だとしたら驚きの方法で私は恵まれたと言う事。
かなり痛い目に遭いましたが(汗)
と言う訳で、いよいよドラム人生、第2章の始まりです。
コメントをお書きください
かお (水曜日, 21 11月 2018 09:16)
みりさん念願のドラムおめでとうございます✨✨�㊗️�
メッセンジャーのオファーから、チャネリング教室。と、沢山の人の歓びの声と共に、どんどん新しい展開になって来た矢先の事故。
何故こんな事になったのか…
やっと、ストン。と腑に落ちましたー!!
手を治したいのに、そこを怪我して、完全に諦めていた事が、出来るようになるって!
ユニバース、ありがとう(*≧∀≦*)
ドラムの先生ありがとう!
ほんま、次は身体と心に優しくお願いします。。�
みり (木曜日, 22 11月 2018 08:53)
かおさん
ありがとうございます。
この上ない幸せな気持ちです。ここまで酷いケガをしないと綺麗な音が出ないとは、トホホです。
おっしゃる通り、今後は心身へのダメージ無く、上手くなっていきますように。